マイホームのコストダウンを考える | マイホームを買う前の準備情報ブログ【快適な設計・ローン返済計画・外観や各工法】

カテゴリ: マイホームのコストダウンを考える

マイホームの材料選びでローコストを目指す

家を建てるというのは、ほとんどの人にとって一生に一度の大仕事です。

いい家には住みたいが、でもコストはなるべくなら安く抑えたいと思うのは当然の事です。
工務店と打ち合わせる際、材料選びの段階からすべて任せてしまう人もいるでしょうが、そこで打ち合わせに加わって意見を言えば、思わぬコストダウンが見込めるのではないでしょうか。

内装や外装の材料を選ぶ打ち合わせの時、特に自分でこだわって決めているものが無いのであれば「安く上がるのは一般的な量産品だ」ということを基本的な考えとしておきましょう。
ちょっと変わった目新しい材料は、それなりのコストがかかるものです。

また、材料の種類がたくさんあって選べる場合でも、出来るだけ少ない種類で大量に揃える方が安くつきます。
材料が違えば職人の種類も違って来る可能性もあり、その分人件費も増えます。

扉などの建具についても、今は既製品でも驚くほどたくさんの種類が用意されています。
建具メーカーが工務店向けに出しているカタログでも、電話帳かと思うほどの厚みがあります。
一からのオリジナルを注文しても作ってくれますが、既製品でも充分間に合うはずです。

建築会社や工務店は、オーダーすればどこの建材メーカーあるいは建具メーカーであっても取り寄せてくれますが、特につながりが強い特定のメーカーを持っているものです。
そのメーカーのものであれば安く仕入れられたり、納期も融通がきく、といった具合です。
コストダウンに主眼を置くのであれば、そういうメーカーの内装材、外装材、システムキッチンやシステムバスなどすべてを一括して注文するのもいい考えではないでしょうか。

マイホームの予算、現金の用意も結構大変

新聞の不動産関係のチラシでよく「頭金0円!」という広告を見ます。

家が欲しいけどなかなか頭金が貯まらないという人には、とても魅力的に映るでしょうね。
しかし、相談してみても実際の資金計画は大変なようですし、やはりある程度の頭金は、用意する必要はあるでしょうね。

その頭金がどれくらい必要かというのは決まりは無いのですが、一般的には購入価格の2割程度は用意すべきだといわれています。
8割は住宅ローンで金融機関から借りるわけですね。

しかし一番大切な事は、安全・確実にローンを返済出来る事です。
返済途中で挫折したのでは元も子もありません。

総額の2割という数字にこだわらず、安全な資金計画のためにも頭金は出来るだけ用意した方がいいでしょうね。

ところが、頭金を現金で用意しても、それだけでは不十分です。
というのは、不動産を取得するのに必要な登記費用、火災保険や地震保険など、その場で支払わなくてはいけない様々な費用が発生するからです。
不動産業者への仲介手数料などもそうですね。

こういった、家そのものの価格以外のこれらの費用の事を「諸費用」といいますが、おおよそ物件の価格の5?10%といわれていて、新築の住宅より中古の住宅の方が高くなるようです。

では、結局マイホームを購入する時に必要な現金は、具体的にはいくらくらいになるのでしょうか。

例えば4000万円のマンションを購入するとします。
必要な頭金は総額の2割として800万円です。
諸費用を総額の5%とすると、200万円になります。

このマンションを購入する時には、合計1000万円の現金が必要だという事になりますね。

マイホームの維持費を下げるには

雑誌のグラビアで、有名人の別荘の探訪記がよくあります。

大きなログハウスの大きなリビングルームの天井が吹き抜けで、一大空間になっていて、まことに素晴らしい居心地だろうなとは思うのですが、暖房費が一体いくらくらいかかるのだろうかと、大きなお世話でしょうが、気にかかります。
またそういう所はたいてい、冬にはとても冷え込む地域で、なおさらのことです。

私たちがマイホームでもと決心した時には、建築当初にかかる費用を出来るだけカットしたいと思うのは当然ですが、入居後生活を始めてからの維持費にも考慮を払っておく必要があると思います。

その中でも、冷暖房の維持費(ランニングコスト)は特に要注意だと思います。

なぜなら、設計のとき、デザイン優先で窓を大きくしたり吹き抜けを作ったりすると、冷暖房の効きが悪くなって思わぬランニングコストに青くなる可能性があるからです。

ちなみに、エアコンの効きをよくするには、窓の配置をよく研究する事や、断熱サッシを採用する事などが効果的です。

一方、ソーラーシステムも光熱費のランニングコスト低減には有力な手段です。
設置時には200万円ほどかかる事もありますが、余剰電力を電力会社に売却したり、地方自治体からの設置補助金があったりするので、検討する値打ちはあると思います。

また、オール電化住宅という選択肢もあると思います。
ただ、初期投資が30万円ほど高くなりますし、中途半端にお風呂だけガスにしたりすると効果は期待出来ませんが、深夜電力を有効活用出来て、それに、お年寄りのいる家庭ですと、お風呂でも台所でも生の炎が無いという安心感は、検討する価値は充分あるのではないでしょうか。

マイホームのコストダウンを考える

もうずいぶん前ですが、プレハブ住宅が出だした頃、街なかを歩いていてもプレハブの家はすぐ見分けがつきました。
一階と二階がそのまま一つの箱になっていて出っ張りもへこみも無いので、それまでの普通の日本家屋しか知らない目で見ると一種異様で、言ってみれば味気ない形です。
でもコストは確かに安くついたでしょうね。

マイホームというと一生に一度の買い物ですから、出来るだけいい家に住みたい、でもかかる費用は出来るだけ抑えたい、その間で気持ちが揺れ動いて悩みは尽きないですね。

サイコロのような家は建てたくないが、かといって本格的な日本建築だといくらコストがかかるか不安だというとき、どの程度の建て方が目安になるのでしょうか。

実は相当凝った作りでなければ、坪単価に反映される事は少ないようなのです。

壁の長さも工事費にはあまり関係しないし、屋根の形が複雑になっても、面積での計算が基本ですから大きくは変わりません。

では、工事費に影響が及ぶのはどういう項目があるのでしょうか。

まず、窓の数や形は意外に工事費に影響します。

アルミサッシは単価が高く、手間がかかるので、材料費や設置手間賃として、数が増えるごとに工事費用に上乗せされます。
サッシの「上げ下げ窓」や「出窓」は特に単価が高いものです。

窓の配置は採光や換気を考慮する必要がありますが、窓の形でも工事費用が違ってくることはご存知でしたか。
横長の窓と縦長の窓とでは、横長の方がコストアップになるのです。

ですから、リビングルームの窓は明るく大きな窓にしたとしても、書斎の窓は小さくするなどして、全体の工事コストを抑えるように心がけましょう。

マイホーム建築時の「諸費用」は馬鹿に出来ません

神経質で気の小さい人は、家を建てずに建て売りを買えといいます。

なぜなら、家を建てるという人生最大の事業では、気の遠くなるようなお金が出て行くからです。
といっても総額の話ではありません。
細かいお金が何回も何回も出て行くので、気の小さな人は、それに耐えられないという意味です。

マイホームを手に入れる時に必要なお金は、建築工事にかかる「建築費』以外に、種々雑多な費用として「別途工事費」あるいは「諸費用」が必要です。

建築費の中には、部屋の照明費用やエアコンの設置費、あるいは家具などの費用は含まれていません。
場合によってはガスや水道の引き込み費用、あるいはエクステリアと呼ばれる門扉やカーポート、植栽なども、要望によっては費用が発生します。

ただし、これらの費用はマイホームに付随して当初からイメージはしているでしょうから、まだしも納得のいく出費といえるでしょう。

しかし、たとえば棟上げ式や地鎮祭の時は、神職や大工さんへ失礼の無いお金の使い方で結構気を使います。
家の建て替えであれば、取り壊し費、仮住まいの費用、引っ越し費用が要ります。
建物の登記関係でもなかなか一筋縄ではいかない諸費用が発生しますし、火災保険、地震保険などでもかなりの金額が必要になります。
建築中の大工さんたちへの気遣いなど、お金以上の気苦労で悩ませられるのはよく聞く話です。

結局、金額よりもあれやこれやの気苦労の連続が、気の小さい人は建て売りを買えといわれる所以になるわけです。

ではそういう諸費用はどのくらいかかるのかというと、建築費の1割くらい、それも現金で用意する事、といわれています。

ですから、新聞のチラシで頭金無しで家が買えますとあっても、真に受けて諸費用のことを心づもりしなかったら、大変な事になるでしょうね。